2009年1月21日

味噌樽を作った後、酒樽屋の近くにある神社の厄除祭に参拝する

樽屋の近所の船寺神社や六甲八幡神社では厄除祭

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船寺神社は現在の神戸市灘区に流れる都賀川の治水が悪いので、仁和四年(888年)に京都の石清水八幡宮の分霊を勧請して川の方向の東向きに社殿を建てて海上安全など種々の厄除を祈願したといいます。正平十七年(1362年)に都賀野行家が奈良の春日大社の分霊を迎えて祀り、寛文八年(1668年)の増改築時には四代将軍徳川家綱が拝殿を寄進したと言われます。
先の大戦で全焼、昭和四十一年に社殿を再建。幸い阪神大震災の時は無事でした。

最初の建立の頃は、この辺りが海岸だったので「船寺」と呼びます。
今では、実際の海岸まで約10分近くかかります。
それでも、東神戸で昔の海岸線が残っている場所は、この地域だけです。
他の場所は「市街地調整」「まちづくり」等と称して、
どんどん埋め立ててしまいました。今でも埋め続けています。

六甲八幡神社も平清盛が福原に遷都した治承四年(1180年)に同じ京都の石清水八幡宮を勧請したことに始まるといいます。やはり厄除けで知られ、毎年一月十八・十九日には厄除大祭が盛大に営まれます。こちらは縁日等も出て、雨にも関わらず大盛況でした。


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近所の奥樣方が集まって、大きな鍋で「おでん」を作っていました。

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震災復興祈願の「豚汁」も振る舞って頂き、体が温もりました。

今日は、季節なのでしょう。「味噌樽(みそだる)」の注文が重なります。
「味噌樽(みそだる)」に関しては、注文が多くて生産が追いつきません。
未だ、何人かの方々に発送を待って貰っております。

「味噌樽(みそだる)」に励んでおります。


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