2006年2月27日

トリノといえば LANCIA!(樽の町にカロッツェリアが沢山)





オリンピックといえば、トリノ。しかし、樽屋のおやかたにとっては、ピエモンテ州トリノ市はLANCIAとALFA ROMEOの街。多くの自動車会社がオリンピックの公式スポンサーになっております。
今はイタリアの殆どの自動車会社がFIAT傘下になってしまいました。
両社も然り。

樽屋のおやかたの憧れは、むかしのLANCIA。故障ばかりらしいですが、色気はたっぷり。

フルヴィアスポーツS カロッツェリアZagatoデザイン
 モンテカルロの後姿 名門カロツェリア Pininfarinaのデザイン

樽屋が何軒も軒を並べていた灘五郷も時代と共に町並みが変わって行きます。
��ARROZZERIAと呼ばれる、何十年前のボロボロの車を新車に変身させる工房がいくつか出来ています。ここもその一社で、近所なので時々遊びに行きます。

この二台はコンディションが悪いので、これから、レストアしていくわけです。
こうやって、先ず車を丸裸にする工程から始まります。
エンジンやシャーシ、ミッションなど全てを新品に換えます。
世界中探しても入手不可能なパーツはここで作ります。
外装だけ板金塗装するのではありません。


 
まっかなアルファはジュリエッタ  BERTONE1954年作
 
 

樽屋のおやかたが持っているのは、まだ、この水色のミニチュアカーだけ‥‥
��URELIA B24 SPIDER 1955製

杉樽で樽酒が呑める店





東京、大塚の「江戸一」さんでは「泉正宗」醸の清酒が「たるや竹十」謹製の特上四斗樽から直に呑むことが出来ます。
灘から江戸へ運ばれていく間に、まろやかな吉野杉の木香が灘の生一本と一体になります。
昔は、日本酒といえば樽酒で、この呑み方が当たり前でした。






       雑誌「サライ」2002年6号(通巻305号)より

2006年2月25日

樽屋、樽酒で陣中見舞い



 

アヴァンギャルド書家米岡満寿美さんの個展がギャラリーミウラで催されました。
樽屋ですから、花束代わりに「おうち樽酒」(高さ、僅か16センチ)を持参しました。杉樽の腹書(表のラベル)には
米岡酒造の満寿美と和紙に手書きしたら好評でした。限定一部の一升樽です。
「真澄」という銘柄は存在しますが、「満寿美」という地酒は、この夜限りの幻の酒です。

10日遅れのヴァレンタインデー たる屋、チョコレートを貰う





但し、上質の酒粕と交換せり。
今、話題の表参道ヒルズのJEAN-PAUL HEVINで行列して買われた由。



スカラ座のチョコレートは「マイチョコ」です。トリノが本社のCAFFARELの限定品。




ミラノのスカラ座では生誕250年を記念して「フィガロの結婚」を上演中。

 

2006年2月17日

たる屋、雑誌に取り上げられる。





大人組という京阪神限定の雑誌3月号に「おやかた」が登場しました。
「おやかた」は樽屋という職業柄、ビールが呑めない体質なのです。
「トリアエズビール」は大嫌いなのです。
清酒御用達の「たる屋」だからです。



大人組の表紙





これはLEONEというトリノの会社が作っているドロップです。因みに創業は1857年です。