2012年1月19日

正月気分が終わった頃の酒蔵

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毎年今頃になると、正月の鏡開きに使われた酒樽がいくつも酒蔵に戻って来ます。
巻かれた菰(こも)を解き、中の木製樽を取り出して、
未だ使えそうな木製樽は一部を手直したあと、
「一空樽(いちあきだる)」として漬物樽等に転用されます。



2012年1月18日

酒樽屋と震災

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神戸を襲った大震災から17年目の1月17日です。
表面的には復興したかのようですが、未だ何も変わっていないどころか、
むしろ悪くなって行く場所が各地に見られます。

そんな日に偶然、福島の小学校から樽太鼓の注文が来ました。
今でも避難所になっているのだそうです。新学期が始まったので大変でしょう。
先月にも送ったのですが、転居先不明で戻って来ました。
実は別の場所に新校舎を建てている最中だったからでした。
丁度、近所の酒蔵で新粕が出来た時だったので一緒に送りました。
暖かい粕汁にでもして下されば嬉しいのですが。



2012年1月15日

酒樽屋の新しい手帳

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小正月です。酒樽屋の手帳も新しいものに替わっております。
去年はカナダのPaperblanksでしたが、今年はフィレンツェノートことCIAKを選びました。

手帳は慣れた物を毎年使うべきだという事は判っているのですが、
一年間持ち続ける物ですし、ついつい珍しいものを見つけると手を出してしまいます。

新しいフォーマットの手帳に慣れるまで数日かかりました。
殊にCIAKは来年版まで日本語表記がないのと文字が小さくてインクが薄いので、
年齢を選ぶかもしれません。
赤黒は単なるノートと間違って買ってしまったので、仕方なくダイアリーを探しに行ったら白黒も良かったので、二種ある訳です。
実はPaperblanksは昨年、アフガニスタン絨毯支援に協力した関係で別に未使用が2冊もあるのです。
どなたか必要ありませんか。
いくら良い物でも今年の手帳を何冊も持っていても仕方ありませんからね。






2012年1月3日

酒樽屋の三ヶ日

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酒樽屋の正月三ヶ日も皆様同様、ただただ暮れの疲れを癒す日々です。
七日から営業の予定ですが、
すぐに連休が続きますから実際は十日からの仕事始めとなります。

              子を持たぬ身のつれづれや松の内 荷風

2012年1月1日

酒樽屋から新年の御挨拶

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新年の御挨拶を申し上げます。

今年も良質な吉野杉をもとめて、川上村を走りまわり、
接着剤を一切使用しない安全な樽をひとつずつ丁寧に作って行く所存です。