2013年7月3日
樽タイコの修理
毎年、夏の初めになると傷んだ樽太鼓(樽タイコ)の修理依頼が増えてまいります。
いくら丈夫に作った樽タイコでも、使用頻度にもよりますが3年位で
上の蓋(フタ)がささくれ立って来て、危ない上に高音が出なくなって
楽器としての用を成さなくなってしまいます。竹箍(たが)が切れたりもします。
このような樽(たる)は樽屋に持ち込まれて蓋(フタ)を新しい物に取り替え、
箍(タガ)も巻き直します。
工房の前には廃棄焼却される古い蓋(フタ)が並ぶ訳です。
子供達が長年使ってくれていた物ですから、微笑ましい名前や落書きが残っています。
2013年7月2日
酒樽屋に新人加入
今日から七月です。昔ですと七月は一年で一番酒樽(さかだる)の需要が少ない暇な時期なのですが、
たるや竹十の夏は樽太鼓(たるたいこ)やディスプレー樽(たる)を中心とした酒樽(さかだる)以外の樽(たる)の御注文が増えて生産が追いつかないため樽職人を一人増やしました。
今の体制では冬期の酒樽(さかだる)と味噌樽(たる)の生産の時期が重なる繁忙期に、
昨年の同様、せっかく御注文下さった皆さまにお待ちいただく事になりそうだからです。
因みに今年の八月は猛暑が予想されるので、申し訳ありませんが思い切って三週間ほどの休暇を頂く予定です。
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