毎年、夏の初めになると傷んだ
樽太鼓(樽タイコ)の修理依頼が増えてまいります。
いくら丈夫に作った樽タイコでも、使用頻度にもよりますが3年位で
上の蓋(フタ)がささくれ立って来て、危ない上に高音が出なくなって
楽器としての用を成さなくなってしまいます。竹箍(たが)が切れたりもします。
このような樽(たる)は樽屋に持ち込まれて蓋(フタ)を新しい物に取り替え、
箍(タガ)も巻き直します。
工房の前には廃棄焼却される古い蓋(フタ)が並ぶ訳です。
子供達が長年使ってくれていた物ですから、微笑ましい名前や落書きが残っています。
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