高倉屋さんの旧HPより
京都 錦市場には沢山の漬物屋さんが並んでいるのですけれど、
東端でひときわ眼を惹く店が「高倉屋」さんです。
この店だけが漬物樽(たる)にビニール等を敷かずに直に糠を容れているので、
吉野杉の木樽(たる)自体が呼吸していることと相まり、漬物の発酵を具合よく助け、
作業はなにかと大変なのですが、格段と美味しい漬物が仕上がるようです。
当然ながら、連日、大勢のお客さんでごった返しております。
頻繁に記念撮影をしてもらっている、これらの木樽は全て「たるや竹十」が納めました。
それに忘れてはならない事は店主のバッキー井上さんが、すこぶるユニークな方である事です。
入手困難で不思議な単行本『意気がかり情』や雑誌Meetsに「百の扉、千の酒」を連載中。