酒樽(さかだる)を作る時には、厚み5ミリ、長さ3センチ程の小さな「竹釘」を沢山使います。
樽(たる)の底と蓋は一枚の板で出来ているのではありません。
��枚から5枚の杉板を、この「竹釘」で接いでいくという細かい工程を経ます。
上の写真は二斗樽の底です。
��枚の板を竹釘で接ぐ事によって一枚の丸い底になります。
これは一斗樽の蓋の一番端の部分で、何故か「ビンタ」と呼びます。
この様に、板に穴を開けて、そこに「竹釘」を二本づつ差し込んでいきます。
あまりに面倒な作業なので、今では糊張りが主流ですが、
鏡開きのための酒樽には蓋(ふた)の真ん中に必ず、この竹釘が入っています。
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