2010年12月7日
酒樽(さかだる)に接着剤を使わず、竹釘を使うので起こるトラブル
これは前にも紹介した「目廻り」と言う木のトラブルです。
無理矢理、木目の中に竹釘を叩き込むと木目が割れてしまいます。
原木の時からひび割れている場合もありますが、この場合は叩き込み杉です。
木工用接着剤を使えばこんな事は起こりませんけれど、樽屋竹十の場合、
江戸明治期の樽作りの手法に戻したので、こういうトラブルも仕方がありません。
全ての樽(たる)作りに化学的接着剤を使わず、竹釘接ぎをしている証拠でもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿