2010年12月19日

酒樽(さかだる)屋の最盛期

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師走の酒樽(さかだる)屋。
一年で一番たくさんの酒樽(さかだる)が各酒造会社へ納品されます。
余りに多いので樽屋竹十のトラックには積みきれず、4トン車が登場しました。
この日、出荷した樽(たる)は「ハンダルセット」という
伏見の宝酒造樽屋竹十が共同開発した特殊な酒樽(さかだる)で、
四斗樽(たる)すなわち72リットルの形をしていても容量は二斗(36リットル)分という
上半分が吉野杉による従来の酒樽を半分にした物。下半分はタカラ容器という別の会社が作っている発泡スチロールによる物。
最初から菰を巻く事を前提に考えられた商品なので、一般の方の使用には適しておりません。
積載する時は別々になるので、酒樽(さかだる)の部分は「盥(たらい)」の様に見えます。


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