2009年2月3日

再々 手作り味噌を仕込むための木樽について

DSC08358.JPG

大と小の味噌樽です。
右側の「大」は容量が18リットル、左の「小」が9リットル。

「大」が最も伝統的な手作り味噌用の木製樽の形です。手作り味噌を仕込むのにピッタリです。

一番上にフタを置く事は本来しないことだったのですが、今のように何が混入するか予想もつかない時代になりますと、フタが必要になりました。
この上を更に和紙で覆って埃や虫を遮断すれば安心です。
決して,ビニール類をかぶせないで下さい。
手作り味噌が窒息してしまいます。

樽の呼吸という点では、木のフタを使わず、和紙で覆うだけの方が美味しい手作り味噌が出来るという報告がありますので、今は都市部で発生するケミカルな埃を防ぐために、必要な方には上フタも添付しております。
蓋(ふた)に関しても最初は下の写真にあるように薄い柾目の物を使用しておりましたが、最近は写真のような厚みがたっぷりある板目の物に変更しつつあります。
この他に「押しフタ」が必ず付属します。

蓋も手作り味噌には「板目」が良いと判断したからです。




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