木の樽は乾燥に弱いので、湿度と温度が変化が繰り返されると木と木の間に隙間が出来てしまいます。
こういう事を「はしゃぐ」と言います。
樽の側が一枚一枚、所定の方向ではない向きになってしまった状態を
子供達があちこちの場所で遊んで「はしゃいでいる」光景に当てはめたのでしょう。
容器としての樽にとって、最悪の事態です。
保管状態が大切なのです。
常に液体が入っている事が前提の木樽ですから、空で放置しますとこうなってしまいます。
洩れても、繰り返し水や ぬるま湯を張って行けば樽は元に近い状態に復元出来ます。
杉の持つ特性です。
最終手段としては熱湯をかける方法もありますが、樽が変な形になってしまう事があるので、
余りおすすめ出来ません。
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