お盆が過ぎて、ボオーとしていたら、突然京都伏見の
宝酒造から酒樽のご注文を頂いて、
あわてて、数十丁の酒樽をつくりました。
今のような暑い時期に四斗樽の大量注文は普通ないものなので、油断していたのです。
夏の竹も絶対に伐採しないものなのなので、そうとう山奥から切り出しました。
この酒樽(さかたる)はちょっと特殊なもので、上半分は杉の木樽ですが、下半分は発砲スチロールなのです。
[ハンダルセット]と呼んでいます。
なぜ裸で出荷するのかというと、ビニール袋などで覆うと、中で黴が発生したりするので、
それを避けるために酒樽(さかたる)は蓋(ふた)だけ紙を掛けて梱包します。
この酒樽(さかたる)は全て菰を巻かざるを得ないので竹の箍(たが)に少々傷が付くのが
残念ですが、酒樽(さかだる)に黴が出たりする事を避けるためにはやむを得ません。
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