夏休みが近づくと、酒樽屋には修理のための樽太鼓が各地の学校や八木節の連から持ち込まれます。
何でもそうですが、修理をする方が新たに作るより難しいのです。
ところが、ほかの酒樽屋さんが作った樽太鼓や八木節樽を分解すると意外な発見があったりするので、酒樽屋としては,たいへん勉強になります。
ですから、叩き杉てボロボロになってしまい、なん樽ことかと思う太鼓樽や八木節樽もありますが、修理は滅多に断りません。
修理の費用は材料代(蓋と竹)と僅かの手間賃だけですが、樽太鼓や八木節樽の修理から学ぶことが多々あります。
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