大きな鋸(のこ)で切った木屑なので「大鋸屑(おがくず)」と書きます。
樽屋では主に銑(せん)で削った銑屑、我々は「ばんば」と呼びます。
この処理に皆さん苦慮されています。
たるや竹十では友人が経営するイタリア料理店でピザ窯の焚き付けに使われています。
写真の窯職人は弓の名人でもあるグラシアーノさん。
彼が焼くピッツァは
たるや竹十の吉野杉を使っている事もあって絶品。
ここでも、ボンドを使った端材から出るガスがピッツァの味をダメにしてしまうそうです。
樽(たる)屋のおがくずは
薪ストーブの着火剤として販売されています。
そのほか、脱臭剤や入浴剤など見えない所で多用途に活躍しているのです。
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