夏休みに入ってから、から次々と持ち込まれる樽太鼓(たるたいこ)の蓋(ふた)を新品に取り替え、
傷んでいる竹箍(タガ)6本〜7本も殆どを新しいものに入れ替えて強度を持たせ、
外観は勿論、なによりも楽器として良い音が出るものに再生していきます。
作業した職人自身もどちらが新品か区別がつかないほど綺麗に再生出来ます。
「たるや竹十」が作った樽太鼓(たるたいこ)でしたら、手持ちの道具で比較的簡単に作業出来ますが、
昔の(時には昭和30年代の物ではないかと思われるヴィンテージものも送られて来て、
驚き、懐かしくなります)樽太鼓(たるたいこ)は
他の職人さんが作られたものですから、
使用した
道具の寸法が全く違うので修理に少々手間取ります。
修理は基本的に新品の半額代金を頂いておりますが、新品を作る方が簡単なので、
新品ないし修理の費用を少し改訂しなければならないかも知れません。
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