2008年9月21日

修理を待つ樽太鼓

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樽太鼓(たるだいこ)は楽器として,蓋を叩く物ですから、数年で写真のように蓋(ふた)が痛んで来ます。
保管が悪いと樽太鼓の箍(たが)が緩んだり切れたりします。
そうなると、こうして「たるや竹十」に沢山の樽太鼓が修理に持ち込まれる訳です。

一度、清酒を入れた酒樽(酒だる)は一空樽(いちあきだる)といって市場に流通しているのですが、
これら、使用済みの酒樽(酒だる)は水分を含んでいるため、時間の経過と共に急速に乾燥しますから、音が悪く、樽太鼓(樽だいこ)には適していません。
蓋(ふた)に穴が有る無しは樽太鼓(樽だいこ)としては関係ないので、竹の箍(たが)を締め直して樽太鼓として再利用することもあります。

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