2008年9月18日

酒樽(さかだる)に酒を詰める

%E6%A8%BD%E5%A0%B4.jpg 菊正宗酒造記念館蔵

上田耕甫画 「酒造り繪巻」昭和四年作

かつては、大桶から小桶に入れ替えて酒樽に運び直接、清酒を樽詰めしておりました。
その後、琺瑯のタンクの時代になりますと、タンクから太いホースを使い酒樽から あふれる程、樽詰めしていた時期もあります。
少し位の清酒が あふれても誰も気にしないし、あふれた清酒は入るだけ お腹の中に入れて帰っても誰も咎めない良き時代でした。(瓶に詰めて外部に持ち出す事は今も昔も御法度です)

どこの蔵元にも、こういう「樽場(たるば)」という場所がありましたが、年々見かけなくなってきました。

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現在は、正確な容量と酒税の関係から無駄なようですが、一升瓶に詰めた清酒の封を切って、酒樽に詰めます。

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