8で作った溝に蓋(ふた)を入れるのですが、この作業のためもあって、蓋(フタ)の中心を
竹釘で継いであり、ここが割れて「鏡開き」になる訳です。
樽屋竹十の樽(タル)は他の部分も竹釘を使って接着剤を一切使っていないのですが、
樽太鼓(タルたいこ)の場合も出来る限り化学的接着剤は使わないように努めております。
最後に、木槌を使って完全に蓋(フタ)を溝の中に嵌め込みます。
更に小槌を使い、微調整します。
酒樽の場合も樽太鼓(タルたいこ)の場合も工程は同じですが、
樽太鼓(タルたいこ)の場合は箍(タガ)を強く締めて、良い音が出るようにします。
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