二月如月であります。
味噌つくりの季節まっただ中なのです。
毎日、味噌樽(みそだる)ばかりを発送しております。
中に漬物樽(つけものだる)も見えますが、
上蓋(うわふた)を加え、味噌樽(たる)に転用しているものです。
味噌を出来るだけ空気に触れないようにじっくり醗酵させるため、
味噌樽(みそだる)は細長い形をしており、
逆に漬物樽(つけものだる)は常に新鮮な空気を入れるために口を大きく作ります。
細長い形の樽(たる)は「桶(おけ)」の手法に近づくために一日に作る数も限られます。
どうしても価格も違っておりましたが、
漬物樽(つけものだる)も落とし蓋(ふた)を含めて、吉野杉(すぎ)のみを使い、
接着剤を一切使用せず、竹釘接ぎに変更したので、品質は良くなりましたが、
残念ながら価格を改訂しなければならないかも知れません。
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