樽太鼓は八木節に使う位ですから、たいそう激しく叩くので、使用しない時の保管状態が悪いと写真のように痛んでしまいます。
殆ど、ばらばらになる寸前に「たるや竹十」の工房に修理に持ち込まれました。
新しい蓋を込めて、「箍」(たが)を総替えし、更に側面を削れば新品同様に変身します。
どんな物でもそうですが、余り痛まないうちに、なるべく早く修理をする方がきれいに仕上がります。
釘や木工用ボンドなどで補修しても、音が良くなる訳でもなく、木製和樽の修理を困難にするだけですから、箍(たが)が緩んできたら、すぐに修理に出して下さい。
今月は季節柄、八木節の樽太鼓の注文が重なっています。
かつて八木節には和樽を用いていたそうです。
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