八木節は栃木や群馬における夏の風物詩です。
昔は酒樽や醤油樽の空になったもの「一空樽」(いちあきだる)でリズムをとって唄い踊ったものです。
今は「一空樽」が入手し難くなって来たので、普通の和楽器を使っている地域が多いようですが、やはり伝統的な
八木節には樽太鼓だと思われる方が多くなり
「たるや竹十の樽太鼓」を使って頂いております。
一空樽は和樽が乾燥していて、良い音が出ないので八木節には新しい樽太鼓を使った方が高音が出ます。
八木節に使う和樽は小学生には一斗樽、大人用には四斗樽が一般に使われております。
一空樽に水をかけますと一時的に良い音に戻りますが収縮率の非常に多い杉は、その後急速に乾燥して使いものにならなくなります。
たるや竹十では修理も承っておりますので、早めの修理をおすすめします。
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