宮本常一氏監修になる、近畿日本ツーリスト日本観光文化研究所刊行
「あるくみるきく」の210号です。
特集「吉野の木霊」吉野の林業について詳細に、別の250号では、
そこから派生して灘の樽つくりとの関係について、しっかりしたフィールドワークで記述されています。
この冊子は昭和42年〜昭和63年まで全263巻刊行、ほぼ一号一特集に編集されていました。
この2冊は小冊子ゆえ、古書としての入手が困難で岐阜の図書館でのコピーを考えていた矢先、
増補改訂版として復刻されました。元版にない写真も出ていますが、間違いが訂正されていない部分も多々見られます。取材した方が亡くなっていたりするので仕方がありません。
さるにても、このような冊子を再編集して全25巻になり刊行される事は喜ばしい事です。
0 件のコメント:
コメントを投稿