2010年9月23日

酒樽の鏡と十五夜

DSC00078.JPG

今夜は旧暦で八月五日、望月、芋名月、あるいは単に名月とも。


縁側に文机を出し,月見団子や里芋、また穫れたての野菜などを供えます。
残念ながら、今年は秋雨前線の影響で満月は見えず。
十五年前の阪神淡路大震災の夕べは真っ赤な満月でした。

満月を見ると、いつも Tom Waitsトム・ウエイツの Grapefruit Moonと、
ソウルフラワー ユニオンの「満月の夕」そして酒樽の蓋(ふた)を想起します。
蓋(ふた)のことを「鏡(かがみ)」とは呼びますが、「満月」云々とは謂いません。
隅に付いている木栓は「天星」と呼ぶのですけれど..............





月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月 よみ人知らず

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しています.
    満月,ほんまにキレイでした.
    古代の人たちが月を見て,様々な物語を紡いでいたことが実感できますね.
    ソウルフラワーユニオンの映像のご紹介も有り難うございます.
    様々ぞよめく秋です.

    返信削除
  2. こちらこそ、ご無沙汰しております。
    僅か4000年程の間に地球では様々なことがあり、
    いまだに些細な、もめ事が絶えませんけれど、
    月は約46億年前から、絶え間なく満ち欠けを繰り返しているのですね。
    太陽と同じ位あるいは、それ以上に月は重要な存在かもしれませんね。
    ソウルフラワーユニオンのボーカルは震災の現場から生まれただけあって、
    力強さと奥深さがありますね。
    名曲だからでしょう、
    もっと歌唱力のある人達がカヴァーしていますが、何も伝わって来ません。
    「飼い主をなくした芝」の意味を本当に理解できるのは、「ガガガSP」位でしょう。
      神戸市における緑色仮面の一団より   
     

    返信削除