2006年7月24日

土用の丑と杉樽







鰻(うなぎ)も昔は全て、杉樽で輸送、保存しておりましたが、
戦後、全ての鰻業者が便利な人工樹脂の容器を使うようになりました。
しかし、鰻さん達にとって、人工的な材料の容器は居心地が悪く、味も落ちていくそうです。

本来の味を取り戻そうと考えた神戸の南京町「森田川魚店」から「たるや竹十」に鰻用杉樽の注文がありました。
鰻用杉樽というものが、どういう形状をしていた物なのか資料が全くなかったので、四斗の漬物樽をお納めしました。
味もさることながら、鰻も杉樽の中の方が快適らしく長生きするそうです。



「山信」の鰻丼です。1000円以上の物には肝が付きます。
「たるや竹十」から最も近い食べ物屋さんなので、よくお世話になります。

投稿者 diva : 21:26 | コメント (0)

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