大型台風が吉野杉の産地、紀伊半島を直撃。
しかも低速で居座ったために普段から日本一雨量が多い地域なのに、
未曾有の雨が続いたために山崩れが多発しました。
メディアでは余り報道されていませんけれど、
吉野杉の川上村でも命に関わる被害こそ出ておりませんが、
家屋の被害は多発していて、
「たるや竹十」用の樽丸を作っている工場も土砂に埋もれてしまいました。
現在も復旧作業中です。
写真は初夏の台風による被害で、倒れて来た杉が狭い林道をふさぎ、
乗用車は勿論、軽四も四駆も通行不能でした。
今回の豪雨は、この比ではありません。
未だ,雨が続く模様で予断は許されないのです。
写真に見える建物は村役場、森林組合などの村の中枢部。
村の中心を通る国道が通行止めのため、現在は他の場所に仮設移動の由。
「水」は人間にとって最も重要な物質ですが、同時に最も危険な存在である事を、
再認識させられました。東日本大震災に於いても同様です。
皮肉な事に今、最も必要とされている物が又、「水」なのです。
神戸でも阪神淡路大震災の折、一番必要とされた物は電気やガスより「水」でした。
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