2010年7月20日

阿波踊りに樽太鼓(たるたいこ)を使う



いつも贔屓にして下さっている小金井「波奴連」の勇姿です。

「なみやっこ連」だとばかり思っていたら、「ハチャメチャレン」と読むそうです。

無理を言って音声CDを送って頂いたのに、当方の技術不足でUP出来なかったのですけれど、
動画を配信して下さったので、ようやく貼付ける事が出来ました。
プレとあるので、この八月下旬の「高円寺阿波踊り」参加をひかえての腕慣らしでしょうか。

音だけでは、どれが樽太鼓(たるたいこ)なのか識別出来なかったのが、
画像を伴うとよく判ります。

阿波踊り用の樽太鼓(たるたいこ)は特殊な金具を使って肩から掛けるため、
竹箍(たが)が金具と緩衝したり、基本的な寸法が酒樽(さかだる)と違うので、
通常の樽太鼓(たるたいこ)では金具にピッタリ納まりません。
何度もメールの遣り取りを重ね、試作品を送ったりした結果、
ようやく阿波踊り用の樽太鼓(たるたいこ)が完成しました。

この金具も別途に作ろうと企てましたが専門の業者さんが販売されているので、当分はそれを使用するそうです。

阿波踊り囃子方としての樽太鼓は下の画像のように使うので軽量化も重要な要素です。
左で重そうな締太鼓を叩いている方も同じ金具を利用していますね。

この極小樽太鼓(たるたいこ)、実は「樽屋竹十」の倉庫の整理をしていた時に
偶然出て来た100丁ばかりの変形五升樽を改造したものなのです。
この変形樽は、かつて進物用に奈良漬を入れる容器として、
酒樽(さかだる)の注文がない時期に量産していた木樽(たる)なのです。
安価で、かつ寸法も既製の金具にピッタリでした。

HP上には出しておりませんが、残りは保育園用等に
一番小さな樽太鼓として使ってもらっております。




「波奴連」さんの静止画がなかったので、同じ小金井の「さくら連」さんが
この春に隅田川で催された「桜橋花まつり」の際に「浅草写真館」あほまろさんによって吾妻橋付近で撮影されたものです。

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