一昔前の酒樽屋は正月から二月まで未だ未だ酒樽を作り続けて居たものですが、
最近は「酒」を呑む人口が日に日に減って来て、当然ながら酒樽の需要も少なくなってまいりました。
替わりに、この時期は味噌作りに最適の気候ですし、新麹も出来るので味噌樽の注文が続きます。
今まで、プラスチックの容器で味噌を作っていた方々は勿論、初めて味噌を作ってみる若い方々も、
折角つくるのなら杉の木で出来た木製樽を使おうという気運が広まって来て、毎日のように注文をいただきます。
一切の化学的な接着剤を使わず、杉と竹だけで作った「たるや竹十」の味噌樽が少しずつ認知されてまいりました。
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