酒樽屋のすぐ前の蔵元の中で「蔵開き」という名の、お祭りがありました。
この時期は各地で同様の催しが開かれます。
当然ながら、会場に正面に酒樽が置かれ鏡開きを行いましたが、天候にも恵まれた上に、おいしい新酒を格安で販売したことも手伝って予想以上に人が集まり、当初は余るであろうと考えていた樽酒が数時間で売り切れ、担当の方も驚いておりました。
すぐそばの海辺の公園でも地元住民主催の「菜の花祭り」が開かれて、ここでも酒樽の鏡開きがありました。
どちらも四斗樽に出来立ての清酒がたっぷりで、酒処「なだ」ならではの光景です。
上の写真は酒を搾る工程で、容器に酒樽を使っておりますが、外したフタが見えておりますし、この祭りの日だけ来場者の方々に楽しく見てもらえるための演出だそうです。
ことほどさように酒樽は人の心を和ませる作用も併せ持っている訳です。
この日の催しは
地元の新聞にも翌日大きく取り上げられました。
写真に写った職人さん達は大喜びです。
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