2006年10月16日
樽屋(たるや)の「あり切り」
酒樽や樽太鼓を作る時には、蓋がきっちりと納まるように、側の内側に溝を切ります。
「アリ」と言います。
大工用語の「あり」と「ほぞ」と同じ意味で、凹部の呼称です。
鏡開き用の酒樽の場合は、蓋が開き易いように「アリ」は切りません。
「アリナシ」と呼びます。
勿論、漬物樽を作る場合も「アリ」は切りません。
アリ切りの道具、二種
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