2013年2月24日
一度使った酒樽(さかだる)を再生する
酒樽(さかだる)として一度使用した物の悪い部分を取り替えたり、
竹の𥶡(タガ)を入れ替えたりした上で、もういちど樽(たる)として再生させます。
昔は「一空樽」とか「一明き樽』と書き、「いちあきだる」と読みました。
江戸に送られた酒樽(さかだる)は、洗浄して地方の酒蔵で再利用されたり、
蓋(ふた)を抜いて大根の産地だった練馬方面に送られ漬物樽として第二の人生を迎えました。
「アクヌキ」は済んでいるし、適度にアルコールが含まれているので、
新品よりも廉価な点もあって今でも漬物樽(たる)や味噌樽(たる)には最適です。
2013年2月8日
みんなで酒樽屋を見学する
神戸商工会議所主催の「灘の酒蔵と樽職人の仕事ツアー」へ5組、10名の方々がいらっしゃいました。
見学希望の依頼は100名を超えていたらしく、大変人気の企画だったようです。
狭い「たるや竹十」に10名の方が入って来られるといっぱい、これが限界です。
酒樽屋に来られた時は沢の鶴での利き酒の後なので、皆さん上機嫌、
丁度作っていた四斗樽の製作工程、正直押し、側立て、輻の加減、丸かんな掛け、竹箍巻き等
各工程を興味深く見て頂きました。
2013年2月2日
各地の酒蔵で蔵開きが開催
菊正宗 新酒を楽しむ会
沢の鶴 蔵開き
立春が過ぎたとはいへ、まだまだ寒い時期が続きますが
全国の酒蔵では「寒造り」の終盤を迎え、新酒の御披露目となります。
そこで蔵を開放して「しぼりたての新酒」を振る舞おうという趣旨です。
菊正宗では酒樽作り実演を開催するので、当酒樽屋も協力する予定です。
沢の鶴 蔵開き
立春が過ぎたとはいへ、まだまだ寒い時期が続きますが
全国の酒蔵では「寒造り」の終盤を迎え、新酒の御披露目となります。
そこで蔵を開放して「しぼりたての新酒」を振る舞おうという趣旨です。
菊正宗では酒樽作り実演を開催するので、当酒樽屋も協力する予定です。
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