2013年2月24日

一度使った酒樽(さかだる)を再生する

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酒樽(さかだる)として一度使用した物の悪い部分を取り替えたり、
竹の𥶡(タガ)を入れ替えたりした上で、もういちど樽(たる)として再生させます。
昔は「一空樽」とか「一明き樽』と書き、「いちあきだる」と読みました。

江戸に送られた酒樽(さかだる)は、洗浄して地方の酒蔵で再利用されたり、
蓋(ふた)を抜いて大根の産地だった練馬方面に送られ漬物樽として第二の人生を迎えました。
「アクヌキ」は済んでいるし、適度にアルコールが含まれているので、
新品よりも廉価な点もあって今でも漬物樽(たる)や味噌樽(たる)には最適です。



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