2006年9月2日

樽太鼓(たるたいこ)とも太鼓樽(たいこたる)とも言う





学校の講堂の樽太鼓(たるたいこ)

新学期になりました。

毎年、この頃には樽太鼓(たるたいこ)の注文が増えます。
太鼓樽(たいこたる)と呼んでいる学校や幼稚園もあります。
樽太鼓は使っている間に、バチで思いっきり叩く蓋が必ず痛んでくるので、修理の依頼も、休み明け前後のこの時期に集中します。

樽太鼓(たるたいこ)を保管するには、直射日光を避けて風が樽に直接当たらないようにし、
出来れば、温度が低くて、適度の湿度があるところが最適ですが、そんなワインセラーのような冷暗所は殆どありませんから、太鼓樽を和紙で包んで暗い場所に置いていただくと樽も喜びます。
ビニール袋に包むと、太鼓樽のタガが腐ってきます。

このように保管が大変ですが、「たるや竹十」では、どんな状態の樽太鼓(たるたいこ)でも修理を請け負っています。
但し、木工用ボンドを塗ったり竹に釘を打ったりするのは何の効果もないばかりか、修理が不可能になりますので、止めていただきたいものです。



修理が済んで出荷を待つ「樽太鼓(たるたいこ)」又の名を「太鼓樽(たいこたる)」
「たるや竹十」にて。

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