2010年8月17日
不思議な樽(たる)を修理する
お盆の休みを利用して遠くから「樽(たる)」でも「桶(おけ)」でもない、
変わった木製容器が修理に持ち込まれました。
材料は板目と柾目が混在、底は樽用の物ですが、本体は寄せ集めながら桶の技法。
紐で補強され、崩壊寸前の状態で車に乗せられての入院です。
数日後、少し古い竹箍(たが)を巻いて、再生しました。
本体は乾燥しきっていますし、蓋も無いために余り硬い箍(たが)を入れる訳にはいかないので、硬さの加減はちょっと慎重になりました。
使う時は「落とし」を入れるらしいので、安心して退院。
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