2006年11月30日

酒樽(さかだる)出荷、最盛期に突入!!!






日本酒の季節です。
日本でつくる酒だから「日本酒」であることは当たり前です。
スコッチのことを「スコットランド酒」とか、ビールのことを「ドイツ酒」、ワインのことを「フランス酒」とは決して呼びません。
うちでは「清酒」と呼んでおります。
毎年12月が近づきますと、樽屋も、忙しくて忙しくて、テンテコマイになります。
酒樽に関してですが、今までは小さな一斗樽が殆どでしたが、今年の傾向は、江戸、明治に回帰行く如く、一番大きい四斗樽の注文が増えはじめました。
どうせ使うのなら大きい方が威勢がいいからでしょう。

残念ながら、地元の灘五郷の蔵元への出荷ではなく写真の樽は東京行きです。
一時は全国制覇していた灘五郷が、どんどん衰退しています。
おいしい清酒をつくっているメーカーが灘では少なくなりました。

2006年11月16日

酒樽(さかたる)の「背抜け」杉材





酒樽には吉野杉の甲付(こうつき)を用いることが最上とされていますが、稀に外側の白い部分(白太)が仕上げの際に、削り取られて写真のように赤味材が出てしまった物を「背抜け」と言います。
この状態は、「赤味」よりランクが落ち、見た目が悪いからでしょう。品質は「甲付」と同じですが、不思議なことに酒樽としては二級品になってしまうのです。
酒樽の仕上げには細心の注意が必要なのです。

樽屋(たるや) E.クラプトン&スティーヴ・ジョーダンを聴きに行く






この写真を撮っている所を監視員に見つかり、会場内にカメラを持ち込めず。
当然ながら、録音や撮影は禁止なのです。



��.ジョーダンとW.ウイークスという強力なリズム隊をバックに、クラプトンのギターもグルーヴ感がいっそう増して、9人編成のバンドは、これまでになく魅力的なものでした。
会場にブランデーの香りが漂ってきたと思ったら、一緒に行ったアルチュウのM君が犯人でした。
舞台のクラプトンに呑ませたら、えらいことになります。
せっかく、カリブ海の島に「CROSSROADS CENTRE」なる施設を作ったのに。



写真はアメリカでの公演。会場で売っていたパンフより。
バンドの後にも観客がいます。

14 November 2006
65th Show '06 / '07 Tour
Osaka-Jo Hall (Castle Hall), Osaka, Japan

The Band:
Eric Clapton - guitar, vocals
Doyle Bramhall II - guitar
Derek Trucks - guitar (Long blonde hair like Patti)
Chris Stainton - keyboards
Tim Carmon - keyboards
Willie Weeks - bass
Steve Jordan - drums
Michelle John - backing vocals
Sharon White - backing vocals


Setlist

01. Pretending
02. Got to Get Better in A Little While
03. Old Love
04. Tell the Truth
05. Anyday
06. Motherless Children


Sit Down Set (観客も座った)
07. Driftin' Blues (EC solo)
08. Key to The Highway
09. Outside Woman Blues (with rhythm section today)
10. Nobody Knows You When You're Down and Out
11. Running On Faith


12. After Midnight
13. Little Queen of Spades
14. Further On Up The Road
15. Wonderful Tonight (観客だけ座った)
16. Layla
17. Cocaine


Encore
18. Crossroads

(125 min.)

2006年11月13日

梅田阪急に「たるや竹十」 其の弐





久しぶりの休日なので、大阪・うめだ阪急の『お正月を楽しむアート展』に行ってきました。
樽屋もこの催しに参加しています。
このイベントのコーディネーターは日本の伝統文化をこよなく愛する伊部壽夫さん。
一歩、会場内に入ると、そこは早くも、お正月気分。

「たるや竹十」の新作、「めでたい輪」を遅ればせながら持参しました。

 「めでたい輪」一尺一寸(直径約33㎝)

この竹リース「めでたい輪」は、一見、樽から外した箍(たが)のように見えますが、
新しい技法を用いて作ったもの。リースの裏と表に竹の青さを出したかったので、
二本を組んで巻いてあります。
樽屋の仕事をして30余年の親方も、こんな巻き方は初めてのことながら、
その出来栄えに大満足。

この「めでたい輪」は展示後5分で、お買い上げ頂きました。
伊部さんも親方も阪急の店員さんも、これにはビックリ。
めでたい一日になりました。



手前に並んでいるのは、「杉長皿」。
木目を生かしたシンプルで美しい長皿です。
吉野杉なので、見栄えばかりか、料理の味も引き立てます。



たるや竹十の入り口の「めでたい輪」。
新年の御飾りは、これに決めました。

阪急 大阪・梅田店 06-6361-1381

��階イベントホール『ミューズ』
��1月10日(金)~14日(火) 10時~20時(水、木、金、土は9時まで)
最終日は6時終了

2006年11月11日

梅田阪急に「たるや竹十」 其の弐







THE 14th MOON・伊部壽夫さんのお誘いで「梅田阪急百貨店」で催されている「お正月を楽しむアート展」に参加しております。
なんと、「たるや竹十」の樽が、いつもの商品としてではなく、アート作品として会場を賑わしております。
早速、樽屋の女房が偵察?に参りますと「たるや竹十」の作品だけがウイテイルという話でした。

ひやかしがてら、会場をのぞいてみてください。


 

阪急 大阪・梅田店 06-6361-1381

��階イベントホール『ミューズ』
��1月10日(金)~14日(火) 10時~20時(水、木、金、土は9時まで)
最終日は6時終了

投稿者 diva : 00:53 | コメント (2)