2010年11月1日

漬物樽(たる)の秋は何処へ行った?

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今日から,いよいよ十一月です。
酒樽屋は俄然忙しくなります。
先日までの猛暑が嘘だったように、過ごしやすい秋を飛ばして突然の冬です。
そう言えば、どうやら日本は猛暑と厳冬、豪雨の三季になって、春と秋は数日だけという、
変形熱帯に移っているようです。

今年も、つけもの樽(たる)の季節になりましたが、これだけ野菜が高騰し品薄ですと、
生野菜が高級食材になってしまい、サラダも贅沢品になってしまいました。
漬物どころではなくなって来ても仕方がありません。
それでも、接着剤を使っていない吉野杉の木製樽で漬物を作ろうと思われる方々、
漬物大好きの方々には、野菜の価格は関係ないようです。
全国各地から、毎日のように注文を頂きます。
樽屋竹十も漬物樽(たる)の価格改定は少し先に見送りました。

2 件のコメント:

  1. こんにちは
    4月頃に、味噌を造りたいから・・・
    と相談の上、蓋をつけて漬物樽を送っていただき
    有難うございました。
    おかげさまで、11月今日。
    自宅で初めて味噌を造った物が解禁となり、
    美味しく出来上がっておりました。
    本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
    職人さんや蓋をつけて送っていただいたおかげで、
    美味しい手造り味噌ができました。
    有難うございました。

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  2. 鈴木様
    美味しい味噌が出来て良かったですね。
    漬物樽に上蓋を付けて保管環境を工夫さえすれば、味噌樽と同じ位の味噌を作る事が出来ます。
    何より大切な事は、「美味しくなって!美味しくなって!」という愛情のようです。
    この度の様なコメントを頂くと、樽づくりの疲れも吹っ飛んで、
    樽屋を続けていて本当に良かったな、と思います。
    こちらこそ、ありがとうございました。

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