2009年9月12日

毎日出荷される樽太鼓と、その保管

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白露の侯、夏祭りで酷使された樽太鼓の修理やら、秋祭り、小学校では秋の音楽会に向けて、
あるいは、店舗設計の材料として全国各地に向け「樽太鼓」が発送されて行きます。
漬物樽や味噌樽は一丁か二丁の発送ですが、樽太鼓は何十個単位の依頼になる事が多いので、
梱包作業も片手間では出来ません。

樽太鼓は催しが終わると、長期保管しなければならないものなのですが、決してビニール袋には入れないで下さい。新聞紙で何重にも巻いて冷暗所に保存して下さい。
理想的な環境は「冷蔵庫の中」ですが、これは現実的ではありませんね。
樽太鼓は杉と竹という植物で出来た製品ですから、白菜やダイコンと同じような扱いをして頂きたいのです。
ビニール袋は便利ですし、乾燥も防ぐ事ができますが、頻繁に開け閉めして新鮮な空気を入れてやらないと、先ず竹の箍(タガ)が腐ります。その後、樽本体にも黴が発生します。

自然素材と石油製品は、やはり相性が悪いようです。






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