2008年9月28日

50年後の漬物樽(つけものだる)

DSC00065.JPG

先々代が納めた漬物樽(つけものだる)のその後を追跡してまいりました。
三つ共、現役で活躍している事を確認して、安心しました。
一番下の「泣き輪」が欠損していましたが、これは漬物を作るのに支障のない箍(タガ)です。
樽太鼓でも漬物樽でも、よく抜けたり腐ったりし易い物ですが、力がかかっていない箍(タガ)なので、気にする事はありません。

画像の通り、正面は糠漬用の漬物樽(つけものだる)、左に少し見えている方は塩漬用の漬物樽(つけものだる)です。
余程保管がよかったのでしょう、箍(たが)が美しい飴色に変化しています。漬物樽(つけものだる)としては一番良い時期です。
もう一つ予備の漬物樽もありました。
どの漬物だるも一斗樽(18リットル)ですが、樽(たる)そのものは同じ物なので味噌も含め何にでも使える訳です。
後ろに見えている物は正式な味噌樽(みそだる)

近所の河原で拾って来たという漆黒の漬物石に風情を感じます。


0 件のコメント:

コメントを投稿